2025年3月8日公開
最終更新日:2025年3月8日
投稿者:9EキャリアIT・SaaSセールス編集部

【書き方・例文あり】SaaS業界への転職時に「志望動機」はどう伝えれば良い? 注目ポイントも解説

SaaS業界はビジネスジャンルとしての成長性が高く、さまざまな職種で活躍できる業界です。SaaS業界に魅力を感じて転職を考えている人も多いのではないでしょうか。

 

本記事では転職時に履歴書上の記載や面接で伝えることになる「志望動機」について、具体的な例文や注意すべきポイント、前職の退職理由の伝え方などをまとめて解説します。ぜひSaaS業界への転職活動に役立ててください。

 

志望動機を考えるまえに把握しておきたい、SaaS業界の特徴

「SaaS」の文字をタッチする指

SaaSとは、企業がインターネット上で使うソフトウェアのサービスや仕組みです。クラウドサービスの一種で、オンライン会議ツールやMAツール、ビジネスチャット、CRM、SFAなど、ビジネスの分野で頻繁に使われているサービスが該当します。

 

SaaS業界とは、これらのソフトウェアやアプリケーションを提供する業界です。政府も推進している業界のため、ここ数年の発展は顕著で市場も拡大傾向にあり、転職希望者にとって魅力的な業種といえます。SaaS業界に転職を考えている人向けにSaaSの特徴を解説します。

 

「カスタマーファースト」の業界である

SaaS業界は顧客の利益やニーズを最優先に考える「カスタマーファースト」の一面を持っています。従来のソリューションサービスとは異なり、継続的なサービスの提供が大きな目的です。料金体系もサブスクリプション型が多く、いかに長期的に満足して利用してもらえるかが重要です。

 

サブスク型の料金体系とはいえ、サービス自体に顧客である企業が「使いづらい」「満足できない」と感じれば継続的な利用は難しいでしょう。運用開始後もより便利でニーズにマッチしたサービスの供給ができるよう開発や改善を行うのです。

 

顧客のリアルタイムな利用データをもとにタイムリーなサポート・改善を行うことが求められる

SaaS業界ではサービスをインターネットにて提供するため、顧客のリアルタイムな利用状況が詳細に把握できます。そのため、収集したデータをもとに改善点などの分析が可能です。自社製品の運用開始後も顧客と密に関わり、現場の声やアンケート、企業からのフィードバックを聞くこともあります。

 

その上でタイムリーな改善策を提示したり、リソースの拡張や縮小をしたりといった柔軟な対応が求められます。

 

拡大・成長傾向の強い業界である

SaaS業界の市場は拡大・成長傾向が加速している業界のひとつです。政府による社会全体のDX化の推進、世界的パンデミックの終息、AIの普及などさまざまな要因が考えられます。UX・CX関連分野から業務システムまで多方面で利用されています。

 

自社サーバやシステムに依存しないために導入コストも少なく済み、ランニングコストも最小限に抑えられるという特性はSaaSの大きな利点です。コスト面の問題から業務のDX化になかなか踏み切れない中小企業でも取り入れるところが多くなっています。企業の規模に関わらず、今後も成長が期待できる業界です。

 

SaaS業界で求人が出されることの多い代表的な職種

オフィスでミーティングするビジネスパーソン

市場が拡大傾向にあり、将来性が見込まれるSaaS業界は現在人気の業界で、就職・転職希望者が多い傾向にあります。SaaS業界はまだ黎明期にあり、専門的に携わる人的リソース不足が課題で、求人数が多い業界といえるでしょう。ここではSaaS業界で求められる代表的な職種と仕事内容をご紹介します。

 

フィールドセールス

フィールドセールスは顧客先の企業に出向き、対面で直接営業活動を行う職種です。「昔ながらの営業手法」と考えられがちですが、現在はインサイドセールスで獲得した見込み顧客と商談や提案を行うのが一般的でより効果があるとされています。

 

顧客と実際に会って企業が抱える問題点や課題、ニーズなどを話し合う手法は、SaaS業界で重要な役割を果たすでしょう。SaaSビジネスでは顧客企業に合ったアプリケーションの提案や製品を導入することで得られる効果などを訴求します。

 

インサイドセールス

インサイドセールスは、非対面で顧客に電話やメール、オンラインセミナーなどでコンタクトを取り、商談にいたるまでの関係を構築する職種です。分業制が多いSaaS業界の営業の中で、企業から顧客へのファーストコンタクトを担当するため、重要な役割を持ちます。

 

成約の確度が高い顧客は、フィールドセールスに引き継ぎます。わざわざ顧客先に出向かなくても営業ができるため、企業の所在地に関わらず、全国規模でのアプローチが可能です。求人サイトや転職サイトで営業職の求人数は比較的多い傾向にあります。

 

カスタマーサクセス

カスタマーサクセスは、提供を開始している顧客へのサポートがおもな仕事です。SaaS業界では顧客との長期的かつ継続的な関係性を維持することに重きをおいており、カスタマーサクセスは重要なポジションといえるでしょう。

 

具体的には企業のニーズや課題のヒアリング、新たなサービスの提案などを行います。顧客の実績や成功が自社の利益になるよう尽力する職種です。

 

エンジニア

SaaS業界のエンジニアは、システムやアプリケーションの開発やトラブルの解決、保守点検などを行います。おもにフロントエンドやバックエンドの開発に携わりますが、企業によってはオールマイティな開発が必要になる場合もあります。

 

SaaS業界は企業と長期的に関わるため、最新のトレンド傾向や顧客ニーズなどを理解できるスキルが必要です。

 

プロダクトマネージャー / マーケティングマネージャー

プロダクトマネージャー、およびマーケティングマネージャーは、いずれも製品やサービス関連の統括を行う職種です。プロダクトマネージャーの業務には製品の開発からローンチ、提供後は競合他社の動向やトレンドのリサーチなどがあります。その上で製品の改良に努めます。

 

マーケティングマネージャーは前出のプロダクトマネージャーから派生したともいえる職種です。製品に関わる業務の中でもマーケティングに特化したものを行います。先にご紹介したカスタマーサクセスやマーケティング業務を統括する仕事です。企業によってはプロダクトマネージャーがすべて担うことがあり、SaaSビジネスの中でも比較的若い職種といえます。

 

▼インサイドセールスの概念、基本的な考え方や活動内容についてはこちらの記事で総合的に解説しています。

「インサイドセールス」って何? 定義や役割、職種の特徴や他の営業職との違い、将来性などまとめて解説!

▼SaaS業界の様々な営業職については、こちらの記事でも解説しています。

SaaS営業とは? 一般営業との違いや仕事内容・メリット・デメリット・転職に必要なスキルなども解説

 

SaaS業界で企業から求められるスキル・特性を知っておこう

顧客と笑顔で握手をするビジネスマン

SaaS業界では必要とされるスキルや特性が多岐にわたります。自分が持つ強みや特性が企業にマッチしていれば、SaaS業界未経験者でも就職・転職が可能です。ここではSaaS企業とマッチするスキルや特性について解説します。

 

職種問わず求められること

SaaS業界はニーズに合った製品を開発するために、最新技術やトレンドをいち早く把握できるリサーチ力が不可欠です。また技術を習得するスキルも求められます。

 

営業(インサイドセールス・フィールドセールス)で求められること

営業職では顧客対応力や提案力の他、チームでプロジェクトを遂行する機会があるため、協調性が求められます。さらに企業で扱う製品やサービスについての理解力も欠かせません。面接に挑む際には事前にリサーチしておきましょう。

 

カスタマーサクセスで求められること

カスタマーサクセスでは顧客との長期的な関係性が大切です。顧客企業の業務内容への理解やソリューションを提供したあとの課題発見も欠かせません。定期的にヒアリングを行いながら課題を見つけ、問題を解決する能力も必要です。

 

エンジニアで求められること

SaaSエンジニアには技術力はもちろんのこと、顧客対応のスキルや変化に対する適応力が求められます。SaaS業界の変化や進化は目覚ましく、エンジニアはこれらに即座に対応できるスピード感も必要です。さらに既存顧客の問題点や改善点を検討する分析力も磨きましょう。

 

マネージャークラスで求められること

マネージャークラスのポジションでは顧客に対する対応力以外にも、社内での管理能力やマネジメント能力が非常に重要です。現状の業務に関する課題を早期に発見し、改善に向けてコミットする能力も求められます。人材育成に携わる場合は、コーチングスキルも必要です。

 

SaaS業界への志望動機を考える際のポイント

キーボードとチェックリストのノート、ペン

SaaS業界やビジネスモデルに魅力を感じ、転職を考えてはいるものの、志望動機がはっきりしない、またはうまく明文化できないという人は多いのではないでしょうか。率直な志望動機を述べるのがベストです。ここでは志望動機を考える際に気をつけたい点について解説します。

 

志望先企業にとって有用となる具体的なスキルを伝える

一口にSaaS企業といっても提供しているソリューションや会社の規模、希望する職種によってマッチするスキルや特性は異なります。志望先企業の事業についてリサーチを重ねた上で、有用となるスキルや強みを具体的に伝えましょう。企業の公式サイトや求人情報などもチェックして「どのような人材を求めているのか」を把握し、自分が持つスキルと照らし合わせてみるとよいでしょう。

 

また、志望先企業が提供する製品やソリューションについて知見があると、志望動機の作成や面接などあらゆる面で有利といえます。

 

前職の退職理由や志望先希望を選んだ理由に整合性・一貫性をもたせる

採用担当者は志望動機の他に前職の退職理由も重要視します。退職理由や志望動機には整合性・一貫性を持たせ、ブレのないようにしましょう。志望動機には、自分のキャリアやスキルが企業にどのような価値を提供できるかを考え、積極的にアピールしましょう。

 

現在の自分のことだけでなく「自分の将来性・ポテンシャル」も伝える

現在の自分にできることや強みをアピールするのは非常に有益ですが、採用する企業側では将来性やポテンシャルも重視します。SaaSビジネス自体に将来性があり、変化が激しいため、中長期的に活躍してくれる人材が欲しいためです。自己分析を行い「将来できること」や「自分のポテンシャル」なども加えたほうがよいでしょう。

 

「前職の退職理由」はどう伝えるべき?

パソコンを前に資料を見ながら考えこむビジネスウーマン

面接で前職の退職理由を聞かれたときに「自分には向いていなかった」「待遇が悪かった」などのネガティブな理由は避けたいところです。しかし、せっかく心機一転して転職するにあたり、嘘やごまかしは誰しも避けたいでしょう。ネガティブな理由でもうまく伝えることでプラスに転じる場合もあります。

 

前職業界で自己成長についての疑問や限界を感じた

前職の業界で働き続けていても、自分が成長できないと感じることはよくあることです。「このままでよいのか?」と限界を感じることは悪いことではありません。志望先企業に伝えるときには退職理由を率直に伝えた上で「貴社の社内風土なら自己成長につながると感じた」と前職とは違う面を伝え、新しい職に対する意欲を示すとよいでしょう。

 

SaaS業界のビジネスモデルに大きな魅力を感じている

SaaS業界は現在、勢いのある業界のひとつであり、人気も高まっています。単に「前職よりもSaaS業界に魅力を感じている」だけでは他の志願者との差別化はできません。SaaS業界の魅力を伝えた上で、企業独自の魅力やSaaS業界で自分が成し遂げたい抱負なども多く盛り込みましょう。

 

SaaS業界であれば、自分の強みやスキルを前職より活かせると考えた

前職では自分が持つ強みやスキルを活かしきれず、SaaS業界に飛び込む人も多くいるでしょう。採用側も意欲が感じられて好感触を得られるはずです。どのようなスキルをどう活かしたいのかを加えるとなおよいでしょう。

 

【志望動機の書き方・例文】SaaS業界の企業プロダクトへの熱意・マッチ度をアピールする

パソコンを前に笑顔を見せるビジネスマン

SaaS業界への転職希望者が多い中、志望動機は採用担当者に響くよう書きたいものです。単に「SaaS業界に興味がある」というだけでは、物足らないかもしれません。企業プロダクトに対して熱意や興味があることをアピールしたい場合の例文をご紹介します。

 

営業支援系SaaSの場合

私が貴社を志望する理由は、〇〇(プロダクト名)が業界内で高評価を得ている点にやりがいを感じ、自身が貢献できると考えたためです。私は現職で〇〇営業を担当しており、非効率的な顧客管理方法に問題意識を持っていました。貴社の〇〇ツールを活用すれば、顧客管理にとどまらず、営業活動の効率化や顧客ニーズの理解などに非常に役立つと確信しております。現職で得た〇〇の営業経験とノウハウを活かし、貴社のプロダクトの良さをより多くの企業に届けたいと考えています。

 

例文内のポイント

企業のプロダクトに興味がある場合は、具体的な名称を出して、自身のキャリアで感じた課題やプロダクトを導入するメリットをできるだけ詳しく書くのが望ましいです。当然、プロダクトや企業の特色を正確に理解する必要があります。実際に利用した経験があればエピソードを交えるとよいでしょう。「自分ならプロダクトを多く売れる」ことを自身のスキルや強みを盛り込みつつアピールしましょう。

 

人事支援系SaaSの場合

私が貴社を志望する理由は、貴社の優れた人事管理システムの利便性や柔軟性に強く惹かれたためです。現職では人事関連の部署で採用活動や人材育成などに携わっており、人材データが適正に管理されていないと感じることが多々ありました。貴社の人事管理システムは人事データの集約・一元化だけでなく、従業員の適性や経験に基づいた人材配置が可能であり、優秀な人材の確保には欠かせないと感じています。私自身の経験を活かして貴社のプロダクトの素晴らしさを伝え、クライアント企業の人事支援に役立てたいと考えております。

 

例文内のポイント

人事支援系SaaSは数多くリリースされており、活用範囲は業種を問いません。そこでどの企業でも使えるような月並みな志望動機は避け、具体性を持たせた内容にすることが大切です。企業が取り扱っているプロダクトの魅力や活用事例など経験に基づいた付加価値の高さを盛り込みましょう。「クライアントのために」という熱意も好印象です。

 

【志望動機の書き方・例文】SaaS業界で職種への熱意・マッチ度をアピールする

タブレットを操作するビジネスマンとアイコン

SaaS業界への転職を希望する人は、SaaSビジネスに魅力や熱意を感じている人が多いのではないでしょうか。志望動機も比較的明確に自覚している人も多いでしょう。ここではSaaS業界に対する熱意やマッチ度をアピールできる例文を職種別にご紹介します。

 

法人営業(フィールドセールス)を志望する場合

私が貴社でフィールドセールスを志望する理由は、現職で顧客と対面して良好な関係を築いてニーズを汲み取り、サポートしてきた実績が貴社に貢献できると考えたからです。また、貴社のフィールドセールスはプロダクトのセールスだけでなく、顧客目線にたった柔軟な提案ができる環境が整っているとうかがいました。そのような恵まれた環境で働けることは非常に有意義な経験が積め、自身の成長にもつながると確信しています。現職で培った営業経験をもとに、貴社のシェア拡大に寄与すべく顧客に対して最適な提案ができるように精進いたします。

 

例文内のポイント

フィールドセールスを志望する場合は、対面の営業経験があったほうがプラスに働くため、

自らの経験をアピールポイントにするとよいでしょう。さらにフィールドセールスの内容や目的、意義などを理解した上で自分がどのように貢献できるのかを示すのが望ましいです。

 

法人営業(インサイドセールス)を志望する場合

私は現在、〇〇関連の新規顧客への営業を担当しています。自社の商品を勧めるなかで潜在層へのアプローチ方法や顧客が抱える課題やニーズを掘り下げることを学びました。貴社のインサイドセールスではMAツールを活用して、ターゲットの絞り込みや見込み顧客の育成などが効果的に行われていることを知り、深い関心を持ちました。貴社に入社後はこれまでの経験を応用して顧客との最初の接点となるインサイドセールスに挑戦し、顧客獲得に尽力する所存です。

 

例文内のポイント

インサイドセールス未経験者の場合、通常の営業で実績があることをアピールしたいところです。企業のインサイドセールスの手法や体制について綿密にリサーチしておき、具体的に魅力を感じた点を動機として挙げるとよいでしょう。入社後の決意やビジョンもアピールしましょう。

 

カスタマーサクセスを志望する場合

私は長年営業職としてキャリアを積んでまいりましたが、商品やサービスを提供・販売して顧客との接点が途切れてしまう点に疑問を感じていました。顧客がサービスを導入したあともサポートやフォロー、問題解決を行う貴社のカスタマーサクセスのクオリティの高さに感銘を受けました。貴社の理念に適うよう、顧客と長期的な関係を築き、解約率低下や単価の向上などに献身的に取り組みたいと考えております。

 

例文内のポイント

顧客との長期的な関係継続が利益をもたらすカスタマーサクセスでは、サービス導入後の営業活動が重視されます。志望動機も顧客との長きに渡るパートナーシップの必要性を理解した上で自らの経験に紐づけてアピールするとよいでしょう。また「解約率低下」「単価の向上」などSaaS業界の目的も把握しておきましょう。職種に対する正しい知識が必要です。

 

【志望動機の書き方・例文】SaaS業界や企業そのものへの熱意・マッチ度をアピールする

青空の下で自信のある表情を見せるビジネスウーマン

特定の職種に限らず、SaaS業界自体やSaaSビジネスを展開する企業に熱意を感じている人も多いでしょう。自分の率直な熱意を伝えるのがベストです。ここではSaaS業界や企業へのマッチ度をアピールできる例文をご紹介します。

 

SaaS業界そのものにやりがいを感じている場合

私が貴社を志望する理由は、SaaS業界の仕組みやビジネスモデルに多大な関心を持ったためです。貴社ではAIをフル活用して顧客行動の予測やパーソナライズ化されたアプローチを実施して顧客の満足度に大きく貢献していらっしゃいます。企業の利益だけでなく、顧客ファーストの姿勢を知り、やりがいを感じられる会社だという意識を持ちました。貴社に入社後は、顧客にとってより良いサービスの提供に意欲的に努め、SaaS業界と貴社の発展の一端を担いたいと考えております。

 

例文内のポイント

SaaS業界に対する熱意は買われるでしょうが、漠然と「SaaS業界で働きたい」という理由だけでは選考をパスするのは難しいです。SaaS業界のなかでも、なぜその企業を選んだのかを明らかに示すことが重要です。企業のビジネスモデルや体制を理解してアピールに盛り込みましょう。

 

SaaS業界の成長性に魅力を感じている場合

私が貴社を志望する理由は、社会のDXが進む中でSaaSが持つ可能性に魅力を感じたためです。SaaS業界の進化は目覚ましく、最新テクノロジーを駆使したサービスが生まれ続けています。私自身、自己学習を通してさまざまな営業に関する知識を身に着けました。また、新たなことにチャレンジする意欲は、必ず実践にも役立つと自負しております。社会に変化と革新をもたらしている貴社でさらに多くの知識の習得を目指します。入社後は顧客の真のニーズを的確に理解し、最適なサービスを提案することで貴社の業績向上に献身的に取り組むよう努力いたします。

 

例文内のポイント

SaaS業界の成長性に目を向けることは大切ですが、企業とのマッチ度や自身の適性についても盛り込んだほうがよいでしょう。SaaS営業の経験がない場合は、自己学習に熱心に取り組んだ経験やチャレンジ精神があることなど、自分の強みを入れるのも効果的です。最後は自分がどのように企業の利益に貢献できるかを具体的に入れましょう。

 

志望先企業の労働環境や福利厚生に魅力を感じている場合

私が貴社を志望する理由は、労働環境や福利厚生制度が充実しているためです。労働環境に関する取り組みは素晴らしく、自分の持つ力を最大限に活かせる環境だと感じています。リモートワークや教育・研修支援、住宅補助などの福利厚生も魅力的です。自身が安心して働ける環境が用意されていることで職務に専念でき、自己成長につながると信じています。貴社が提供してくださる恵まれた環境で顧客対応に注力して、顧客満足度の向上を目指します。

 

例文内のポイント

労働環境の良さや福利厚生の充実など待遇面だけに言及せずに、その環境下で自分に何ができるかを明示したほうが好感触です。恵まれた労働環境で企業や顧客のために何ができるかを具体的に挙げるとよいでしょう。

 

志望先企業のライフワークバランスに魅力を感じている場合

私は現職で〇〇業界にてカスタマーサポートに従事しています。貴社を志望する理由は、貴社の労働環境がライフワークバランスを重視しているためです。仕事とプライベートがうまく両立できれば、存分にパフォーマンスを発揮でき、自己研鑽のための時間も確保されます。貴社に入社後は顧客対応の経験を活かしてSaaS営業に挑戦し、顧客のニーズが反映されるサービスの提供に貢献する所存です。

 

例文内のポイント

SaaS業界はライフワークバランスを重視している企業が多い傾向にあります。その一方で他の志望者も同じ点を動機として挙げる可能性が高く、志望動機にはオリジナリティな要素が必要です。例文はあくまでも一例と考え、ライフワークバランスが保たれれば、業務においてどのようにプラスになるのか、自分なりの展望をアピールするのがよいでしょう。

 

志望動機で自分の魅力・熱意を正しく簡潔に伝えるために、事前準備と面接対策をしっかり行っておこう

SaaS業界は市場の成長が著しく、転職市場で注目されている業界のひとつです。求人数が増えていますが、その分転職志望者も多く競争率が高い業種ともいえます。希望する企業に入社するには、志望動機で強みや熱意を正確に伝えましょう。さらに企業にどういった形で貢献できるのかをしっかりアピールするのがベストです。

 

9EキャリアIT・SaaSセールスの転職支援サービスではSaaS営業職への理解が深いキャリアアドバイザーが求職者様の経験にフィットする業務内容の求人を提案するなどSaaS営業職特化型だからこそ可能な転職支援を行います。

さらに、手厚い伴走型支援を特徴とし、書類通過率を高める職務経歴書作成のレクチャーや内定率を高める面接対策などしっかり時間をかけて実施し、SaaS営業職への転職成功を目指します。

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